ストイックに努力するプロが報われない時代になったらしい。

ムーンテッド(MoonTed)の日記より、サロンのあるマンションのエントランス。石張りの壁と木目の庇の下、床に光と影の縞模様

一流のデザイナーとか楽器奏者とか女優とか、さらには弁護士とか医師とか、いわゆるプロフェッショナルな方々から「最近やる気がどんどんなくなっていくー」なんて声を聞くことが増えました。

同時多発的に「努力を続けて技術やキャリアを積み上げてきた方々が燃え尽きてヤル気を失っている」のを見聞きすると、なんというか、どうにもならない大きな時代の流れを感じます。

かつては努力の先には相応の評価やゴールが見えていて、ストイックな努力が報われるというちょっとステキな因果律がありました。

コツコツ積み上げた結果として「⚪︎⚪︎の名人」とか「⚪︎⚪︎の権威」とか「憧れの⚪︎⚪︎さん」とかね。

で、この因果律がなんで崩れちゃったのかなー?って考えると、たぶん理由は2つ。

ひとつは、テクノロジーによる「底上げ」と「平均化」です。

例えば10年修練しないと出せなかったクオリティが、デバイスやAIの進化で、1年程の試行錯誤でかなり再現できるようになっていますよね?

料理でも音楽でもなんでもいいけど、プロの95点の技とテクノロジーを使った80点の技、どちらかというとコスパが高いのは80点だったりします。

もうひとつは「この道を極めれば殿堂入り」みたいな物語がいつの間にか陳腐になったことかな?

お金を持っていたり偉そうにしているだけで攻撃されちゃう時代に、権威主義的な看板やゴールにはもはやリスクしか感じません笑。

そんなわけで本気で積み上げてきた優秀な人ほど燃え尽きてしまうんだけど、そういう方々は大概がワーカーホリックだから「努力を止める」とオロオロと絶望してしまうんですね。

じゃあ、そんな愚直なプロフェッショナルはこれからどうやって生きていけばいいのかしらん?

わかんない(涙)。。

ただなんとなくだけど「とにかく毎日積み上げるのが我が人生」という習慣を一度やめてみたり、もっと自分本位な好き嫌いに流されてもいいのかなーといった感じはあります。

あるいは、美容と健康のための筋トレとかメンテナンスなんかは積み上げ感があっていいと思うんだけど、うーん、そういう方はすでに筋トレやってますよね?

じゃあ、好きな人となるべく心地よい時間を過ごしたりとかかな?

確か以前にも同じようなことを書いたけど、まー自分もそれがわからないからこの仕事をしているわけで。

何もしないこと、休むこと、気持ちいい時間を過ごすことに慣れていくリハビリとして、うちのサロンでダラダラすればいいんじゃないかなと思ってます。

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